OpenClawにOmniaKeyを設定する方法:API Providerとallowlist
OpenClawでOmniaKeyをOpenAI互換Providerとして設定する手順を解説。openclaw.json、モデルallowlist、doctorによる確認、設定ミスの対処をまとめます。
このページの内容
2026年10月30日更新:よくある設定エラー4つを下にまとめ、それぞれ症状・原因・OpenClaw公式ドキュメントの対処法を書いています。
「OpenClaw API 設定方法」や「OpenClaw OmniaKey 設定方法」を探している場合、最初に理解すべきなのは、Providerの定義とモデルのallowlistは別の設定だということです。OpenClawはAgent loop、ツール利用、コード編集を提供し、実際の応答は接続したモデルProviderが担当します。
OmniaKeyをProviderとして追加する
設定ファイルは ~/.openclaw/openclaw.json です。models.providers の下に次のようなProviderを追加します。
{
"models": {
"mode": "merge",
"providers": {
"omniakey": {
"baseUrl": "https://api.omniakey.com/v1",
"apiKey": "your-omniakey-api-key",
"api": "openai-completions",
"models": [
{ "id": "claude-opus-4-8" },
{ "id": "gpt-5.5" },
{ "id": "gemini-3.1-pro-preview" },
{ "id": "grok-4.5" }
]
}
}
}
}
mode: mergeは既存の設定を残したままProviderを追加する指定です。APIキーは実際の値に置き換え、Gitや公開チャットには保存しないでください。1つのOpenAI互換Providerで4つのモデルファミリーをまかなえます。OmniaKeyはモデルIDでモデルを選ぶため、claude-opus-4-8、gpt-5.5、gemini-3.1-pro-preview、grok-4.5 はすべて同じエントリで動きます。
忘れやすい手順:モデルをallowlistに追加する
Providerを定義しただけでは十分ではありません。OpenClawは使用可能なモデルをallowlistでも確認します。同じ openclaw.json の models と同じ階層に agents を追加します。
{
"agents": {
"defaults": {
"models": ["omniakey/claude-opus-4-8", "omniakey/gpt-5.5", "omniakey/gemini-3.1-pro-preview", "omniakey/grok-4.5"],
"model": "omniakey/claude-opus-4-8"
}
}
}
リクエスト本体で使うのはモデルIDですが、provider/model-id はOpenClaw内部の参照名です。Provider定義とallowlistの両方が必要です。片方だけ設定すると、キーが正しくても model not allowed になることがあります。
確認する
openclaw doctor
doctorは設定ファイル、Provider、キー形式、ライブ接続、モデルアクセスを確認します。問題がなければ agents.defaults のアクティブモデルを omniakey/gpt-5.5 などに設定できます。
~/.openclaw/agents/main/agent/models.json は手動編集しないでください。openclaw.jsonから再生成されます。JSONを壊した場合は、まずカンマや括弧を確認してから再実行します。
よくあるセットアップエラー
-
Model override "provider/model" is not allowed by agents.defaults.modelPolicy.allow.選んだrefが、空でないagents.defaults.modelPolicy.allowの一覧に入っていません。OpenClawはこの一覧を/model、セッション内の上書き、--modelのチェックに使います。正確なrefかomniakey/*のようなProviderワイルドカードを加えるか、一覧を空にするか、/model listにあるモデルを選んでください(OpenClawのモデルFAQ)。 -
model_not_foundや404が出るのに、同じモデルIDの直接呼び出しは通る。カスタムエントリが解決されるのは、baseUrlが/v1で終わり、apiが"openai-completions"で、カタログ側は接頭辞なしのIDのまま選択時だけProvider接頭辞を付ける、という3つがそろったときです。3つを確かめ、Provider接頭辞を付けて一度選んでから、同じプロンプトを再実行してください(ローカルバックエンドのトラブルシューティング)。 -
応答本文が「Your request was blocked」だけの403。この文言はふつう、エンドポイントの手前にあるセキュリティ層(CDN、WAF、botルール、リバースプロキシ)からのもので、
openclaw.jsonの問題ではありません。openclaw logs --followで、同じProviderの複数モデルが同じように失敗しているかを見ます。まずProvider側を直し、ルールはOpenClawが呼ぶパスだけを対象にして、サイト全体の保護は残してください(上流403のトラブルシューティング)。 -
agent実行のたびに
messages[...].content: invalid type: sequence, expected a stringが出る。バックエンドがOpenAI形式の構造化contentパーツを受け付けていません。そのモデルのエントリにcompat.requiresStringContent: trueを設定して、同じプロンプトを再実行します。
OmniaKeyを使う理由
一つのキーと残高でClaude、GPT、Gemini、Grokを切り替えられ、料金はトークン単位です。allowlistに指定したモデルIDが実際に実行され、上流障害時に別モデルへ黙って置き換えられることはありません。 allowlist に書けるモデル ID はモデル一覧に、トークン単価は料金ページにあります。
詳細なツール別設定はコーディングAgentガイドを参照してください。手順を一つずつ確認したいときは、Hermes Agentのセットアップ、ClineのカスタムAPIキー設定、Claude Codeのセットアップの各ガイドをご覧ください。
よくある質問
OmniaKeyのProvider設定はどこに書きますか?
~/.openclaw/openclaw.json の models.providers の下です。"mode": "merge" を残すと、既存のProviderを置き換えずに追加できます。
OpenClawで「model not allowed」と出るのはなぜですか?
Providerは定義されているのに、モデルのrefがOpenClawのallowlistに入っていないため、キーが正しくても失敗します。omniakey/model-id の完全なrefを追加してから openclaw doctor を実行してください。
1つのOmniaKeyキーでClaude、GPT、Gemini、Grokを動かせますか?
はい。api: "openai-completions" のProviderエントリ1つで4つのファミリーにつながり、リクエストのモデルIDでどれが動くかが決まります。
OpenClawからOmniaKeyに届いているか確認するには?
openclaw doctor が設定ファイル、Provider、キー形式、ライブ接続、モデルアクセスを確認します。そのあと openclaw models list に、allowlistに入れたOmniaKeyのモデルが表示されます。
~/.openclaw/agents/main/agent/models.json は編集が必要ですか?
いいえ。このファイルは openclaw.json から再生成されます。Providerとallowlistは openclaw.json 側で編集してください。
確認した情報源
関連記事
Claude CodeをOmniaKey APIで使う方法
Claude Code を OmniaKey の Anthropic ネイティブ エンドポイントにポイントします。2 つの環境変数、サイレントにスワップされることのないクロード モデル、月額プランなしでトークンごとに課金されます。
Hermes AgentをOmniaKeyで設定する方法:OpenAI互換API
Hermes AgentをOmniaKeyのカスタムOpenAI互換エンドポイントへ接続する設定方法を解説。hermes model、config.yaml、モデル切り替え、404対策を確認します。
ClineにカスタムAPIキーを設定する方法
Cline を OpenAI 互換の API に 4 つのフィールドで接続し、検証し、レイヤーごとに障害を診断します。