Qwen Image 3 Pro vs GPT Image 2:同じ5つのプロンプトで比べた結果
5つのプロンプトを2つのモデルで試し、出来上がり、所要時間、1枚あたりの料金をまとめました。

このページの内容
- 検証方法
- 5つのテスト、同じプロンプト
- テスト1:英語のパン屋ポスター(1:1)
- テスト2:中国語の麺店の看板(1:1)
- テスト3:鍛冶職人の人物(1:1)
- テスト4:ティーポットの編集(1:1)
- テスト5:小さな文字のスペックカード(1:1)
- テスト別の結果
- 料金と速度
- 長所と短所
- 用途別の選び方
- 1つのキーで両方を動かす
- よくある質問
- Qwen Image 3 Pro と GPT Image 2 では、どちらが文字を正確に書きますか?
- Qwen Image 3 Pro は GPT Image 2 より安いですか?
- 2048×2048 を指定したのに GPT Image 2 が 1254×1254 を返すのはなぜですか?
- 1つのキーで両方のモデルを呼べますか?
- 参照した情報源
- 更新履歴

Qwen Image 3 Pro
5回のリクエストすべてで 2048×2048 を返し、中国語メニューの文字も1文字も外しませんでした。Alibaba の料金で 2K 1枚 $0.068761、編集は 56.6 秒です。
GPT Image 2
人物テストで唯一、蹄鉄を完全な形で描きました。編集は 31.0 秒。OpenAI の料金で1枚約 $0.0622 ですが、5回中4回は 1254×1254 で返ってきました。
| Qwen Image 3 Pro | GPT Image 2 | |
|---|---|---|
| 英語ポスターの文字 | 80文字すべて正しい | 80文字すべて正しい |
| 中国語看板の文字 | 5行すべて正しい | 5行すべて正しい |
| 人物の細部 | 蹄鉄が2つに割れる | 蹄鉄が完全 |
| ティーポットの編集 | 保った | 保った |
| 返るサイズ | 毎回 2048×2048 | 5回中4回 1254×1254 |
| 新規生成の中央値 | 28.55 秒 | 29.55 秒 |
| 編集の中央値 | 56.6 秒 | 31.0 秒 |
| 新規生成の実費 | $0.068761 | $0.0622 |
| 編集の実費 | $0.0715 | $0.0636 |
どちらも OmniaKey で使えます:Qwen Image 3 Pro と GPT Image 2。Qwen の数字は Alibaba が5つの地域で出している公式の 2K 料金、GPT の数字は今回のリクエストが返した使用量から計算しました。
GPT Image 2 は OpenAI の最新画像モデルではありません。gpt-image-2.5-sunburst と gpt-image-2.5-flare が 2026年9月8日に公開されています(OpenAI changelog、2026年11月3日確認)。Alibaba は Pro の強みを、メニューや試験問題のような密なレイアウト、10 px までの小さな文字と説明しています(Model Studio リリースノート、2026年11月3日確認)。
検証方法
- モデルと ID:Qwen Image 3 Pro(OmniaKey では
qwen-image-3-pro、Alibaba ではqwen-image-3.0-pro)と GPT Image 2(gpt-image-2)。 - 2026年11月3日。プロンプト5つを各1回、画像は10枚、加えて編集の元画像を1枚用意しました。
- Qwen の設定は
size=2048*2048、prompt_extend=false、watermark=falseです。GPT の設定はsize=2048x2048、quality=mediumです。 - 編集の元画像は GPT Image 2 が作った 1024x1024 のティーポット画像です。
- 時間は送信から
succeededまでで、待ち時間と通信も含みます。 - 画像の読み取りは別の視覚モデルが行い、元の解像度で1文字ずつ書き写しました。ポスター、看板、小さな文字は元解像度の切り出しも読み直しています。
- OmniaKey はこの2モデルの API を販売しているので、検証は OmniaKey 経由で実行しました。料金はすべて Alibaba と OpenAI の公式な数字です。
- 料金と制限は Alibaba の Qwen image API reference と Model Studio pricing、OpenAI の image generation guide と pricing page から取り、いずれも 2026年11月3日に確認しました。
プロンプト1つにつき1回の実行なので、結果は例として読んでください。
5つのテスト、同じプロンプト
テスト1:英語のパン屋ポスター(1:1)
英語の3行を、書いたとおりに組めるかを見ます。
プロンプト:
A printed poster for a neighbourhood bakery's weekend baking class, photographed flat on a wooden table. Top line in large mixed-case letters: "THE FLOUR HOUR". Under it, two smaller lines: "Sourdough from scratch · Saturday 21 March" and "9:00 to 13:00 · 12 seats". A simple line drawing of a loaf in the middle, cream paper, dark brown ink, generous white margins, everything spelled exactly as written here.

- Qwen Image 3 Pro(29.0 秒):元解像度の切り出しで80文字すべて正しい。ポスターは木のテーブルに平置きで、周りに木目が見えます。見出しは手書き風、パンは細い線画です。
- GPT Image 2(57.6 秒):同じ80文字が正しく、クリーム色の紙に版画風のパン、文字の上下には細い罫線と麦の穂が付きます。
結論: 引き分けです。文字はどちらも正しく、GPT は装飾が多くて 57.6 秒、Qwen は簡素で 29.0 秒でした。
テスト2:中国語の麺店の看板(1:1)
中国語メニューの5行を見るテストなので、プロンプトは中国語で書きました。
プロンプト:
一家面馆门口的木质菜单牌,竖排手写中文。最上面一行大字“老陈牛肉面”,下面四行小字分别是“红烧牛肉面 18元”“番茄牛腩面 20元”“酸菜肉丝面 16元”“加蛋 2元”。招牌下方挂着一串红辣椒,背景是虚化的街道,白天自然光,写实摄影。
日本語にすると、麺店の前の木のメニュー板、手書きの5行、赤唐辛子の房、ぼけた街並み、日中の光という内容です。

- Qwen Image 3 Pro(28.4 秒):5行すべて正しく、1行に1品、名前の後に価格が続きます。木の板に黒の手書き文字、背景はぼけた街で、端に赤唐辛子があります。元解像度の切り出しで5行を1文字ずつ確認しました。
- GPT Image 2(32.8 秒):5行すべて正しく、2列に分かれて価格が右揃え、クリーム色の罫線の下に並びます。印刷されたメニューのようです。切り出しの確認でも同じ結果でした。
結論: 引き分けです。どちらも1文字も外しておらず、2列か1列かは好みの問題です。
テスト3:鍛冶職人の人物(1:1)
肌の細部、手に持った蹄鉄、作業場がプロンプトどおりに作られているかを見ます。
プロンプト:
Candid portrait of a blacksmith in his fifties holding a finished horseshoe, standing in a dim workshop with a glowing forge behind him. Soot on his forearms, sweat on his forehead, leather apron worn smooth, deep wrinkles around his eyes. Shot on an 85mm lens at f/2, warm forge light from behind, cool window light on his face.

- Qwen Image 3 Pro(28.7 秒):額のしわ、目尻のしわ、毛穴、無精ひげまで写真のように写っています。手の鉄は2つに割れ、つなぎ目の曲線がないので蹄鉄に見えません。指も重なって曲がっています。
- GPT Image 2(24.0 秒):肌とひげの写実性は同じで、手には1つの完全な蹄鉄、指の一部はその陰に隠れています。炉は右、窓は左で、Qwen とは左右が逆の構図です。
結論: GPT Image 2 です。完全な蹄鉄を作れたのはこちらだけでした。1回の実行で、人物のほかの部分はどちらも同じでした。
テスト4:ティーポットの編集(1:1)
背景を変えてもティーポットが残るか、編集にどれだけかかるかを見ます。どちらも同じ 1024x1024 の元画像を編集しました。
プロンプト:
Put this exact teapot on a pale linen tablecloth beside a small bowl of loose tea and a wooden scoop, with soft morning light from the left and a simple plaster wall behind. Keep the teapot, its lid, its handle, its glaze and every mark on it exactly as they are.

- Qwen Image 3 Pro(56.6 秒):ティーポット、ふた、注ぎ口、取っ手、釉薬を保ち、リネンのクロス、茶葉の小鉢、木のスプーン、左からの朝の光を加えました。
- GPT Image 2(31.0 秒):小道具も光の向きも同じで、ティーポットの形と釉薬もそのままです。31.0 秒で、Qwen より 25.6 秒速い結果です。
結論: 被写体を保つ点は引き分けです。編集の速さは GPT Image 2 が 25.6 秒上です。
テスト5:小さな文字のスペックカード(1:1)
見出し、2列4行の表、グレーの小さな注記を見ます。
プロンプト:
A clean product comparison card, portrait orientation, white background. Title at the top in bold: "TRAIL RUNNER X2". Below it a table with four rows and two columns. Left column: "Weight", "Drop", "Price", "Sizes". Right column: "268 g", "6 mm", "$149", "EU 39-47". Under the table a single line in small grey type: "Prices include VAT. Weights are for a EU 42." All text in a modern sans-serif, left aligned, nothing else in the frame.

- Qwen Image 3 Pro(24.9 秒):268 g、6 mm、$149、EU 39-47、注記の "a EU 42" まで、文字も数字もすべて正しい。4行2列、薄いグレーの罫線、ラベルは左揃えです。
- GPT Image 2(26.3 秒):文字も数字もすべて正しく、注記も合っています。ラベル列に薄いグレーの下地が入り、価格列が広くなっています。
結論: 引き分けです。小さな文字はどちらも正しく、違いは表の見た目だけでした。
テスト別の結果
| テスト | 勝ち | 決め手 |
|---|---|---|
| 1. 英語ポスター | 引き分け | 80文字をどちらも正しく書いた |
| 2. 中国語の看板 | 引き分け | 5行とも正しい。並べ方が違う |
| 3. 鍛冶職人の人物 | GPT Image 2 | 蹄鉄が完全。Qwen は2つに割れた |
| 4. ティーポットの編集 | 引き分け | どちらも保った。GPT が 25.6 秒速い |
| 5. 小さな文字のカード | 引き分け | 注記をどちらも正しく読めた |
料金と速度
Alibaba の Qwen Image 3 Pro は1枚ごとの料金です。2K 出力は中国、香港、フランクフルト、バージニア、東京で1枚 $0.068761、シンガポールで1枚 $0.075 です(Model Studio pricing、2026年11月3日確認)。
編集には入力画像の料金が加わります。上の5地域は1枚 $0.00275、シンガポールは $0.003 です。今回のティーポット編集は、5地域で $0.068761 + $0.00275 = $0.071511、シンガポールで $0.075 + $0.003 = $0.078 になります。
OpenAI の GPT Image 2 は枚数ではなくトークンで課金されます。画像出力が100万トークンあたり $30、画像入力が $8、テキスト入力が $5 です(OpenAI pricing、2026年11月3日確認)。
生成1枚で、画像出力 2,058 トークンとテキスト入力 97 トークンが返りました。2,058 × $30 ÷ 1,000,000 = $0.0617、97 × $5 ÷ 1,000,000 = $0.0005 で、合計約 $0.0622 です。編集では画像出力 2,058、画像入力 194、テキスト入力 60 トークンが返り、2,058 × $30 + 194 × $8 + 60 × $5 を100万で割ると $0.0636 です。
この2つを比べるときの注意が1つあります。Qwen の $0.068761 は 2048×2048 のファイル、GPT Image 2 の $0.0622 は5回中4回が 1254×1254 で、画素数は半分に届きません。画素あたりでは差がもっと開きます。OpenAI のガイドの1枚あたりの表は 1024x1024、1024x1536、1536x1024 だけで、2048 の金額はリクエストが返す使用量から計算するしかありません。
速さは用途で分かれました。Qwen は新規生成の中央値が 28.55 秒、編集が 56.6 秒。GPT は新規生成が 29.55 秒、編集が 31.0 秒で、差が開くのは編集です。
実務で効く違いはサイズです。GPT Image 2 は size=2048x2048 の指定に対して5回中4回(ポスター、看板、編集、カード)が 1254×1254 で、2048×2048 だったのは人物の1回だけでした。Qwen は毎回 2048×2048 なので、2048 px 固定の入稿が必要な制作の流れは Qwen のほうが簡単です。
長所と短所
Qwen Image 3 Pro
- 長所:毎回 2048×2048、文字の3テストで1文字も外さず、新規生成の中央値が 28.55 秒。
- 短所:編集に 56.6 秒、人物の蹄鉄が2つに割れた。
GPT Image 2
- 長所:唯一の完全な蹄鉄、編集 31.0 秒、medium 画質で1枚約 $0.0622。
- 短所:5回中4回が 1254×1254、ポスターは 57.6 秒。
用途別の選び方
| 用途 | 選ぶなら | 理由 |
|---|---|---|
| 文字を正確に写すポスターやメニュー | どちらでも | 各行をどちらも正しく書いた |
| 中国語の看板 | どちらでも | 5行とも正しい |
| 2048 px 固定のファイル | Qwen Image 3 Pro | 5回すべて 2048×2048 |
| 手や小道具のある人物 | GPT Image 2 | 唯一の完全な蹄鉄 |
| 速い背景編集 | GPT Image 2 | 31.0 秒 対 56.6 秒 |
| 1ファイルあたりの安さ | GPT Image 2 | $0.0636 対 $0.0715、ただし 1254×1254 |
1つのキーで両方を動かす
OmniaKey は2モデルを同じ media-task エンドポイントで提供しているので、変えるのは model と parameters だけです。次は Qwen Image 3 Pro で 2K のポスターを1枚作ります:
curl https://api.omniakey.com/v1/media/tasks \
-H "Authorization: Bearer $OMNIAKEY_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Idempotency-Key: flour-hour-qwen-001" \
-d '{
"model": "qwen-image-3-pro",
"type": "image",
"operation": "generate",
"input": {"prompt": "A printed poster for a neighbourhood bakery. Top line: THE FLOUR HOUR."},
"parameters": {"size": "2048*2048", "prompt_extend": false, "watermark": false}
}'
同じリクエストを GPT Image 2 で、サイズと画質はこのモデル自身の項目で送ります:
curl https://api.omniakey.com/v1/media/tasks \
-H "Authorization: Bearer $OMNIAKEY_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Idempotency-Key: flour-hour-gpt-001" \
-d '{
"model": "gpt-image-2",
"type": "image",
"operation": "generate",
"input": {"prompt": "A printed poster for a neighbourhood bakery. Top line: THE FLOUR HOUR."},
"parameters": {"size": "2048x2048", "quality": "medium"}
}'
サイズの区切り文字が違います。Qwen はアスタリスクの 2048*2048、GPT Image 2 は英字 x の 2048x2048 です。Qwen の prompt_extend は既定でオンなので、プロンプトをそのまま渡すためにオフにしました。
- 応答は
202とタスク id です。 - 数秒ごとに
https://api.omniakey.com/v1/media/tasks/{id}を確認し、statusがsucceededになるまで待ちます。 assets[0].urlから画像をダウンロードし、公開前に画素数を確かめます。GPT Image 2 は 2048 の指定に 1254×1254 で返した回が5回中4回ありました。
編集では operation を edit にして、元画像を input.image に入れます。Qwen では prompt_extend と watermark も同じように指定します。Qwen Image 3 Pro と GPT Image 2 のモデルページに現在の1回あたりの料金があります。コードを書かずに試すなら、AI Image Generator を開いてください。
よくある質問
Qwen Image 3 Pro と GPT Image 2 では、どちらが文字を正確に書きますか?
5つのテストでは優劣が付きませんでした。英語ポスターの80文字、中国語メニューの5行、小さな文字のカード全体を、どちらも正しく書いています。
Qwen Image 3 Pro は GPT Image 2 より安いですか?
1ファイルあたりでは安くありません。OpenAI のトークン料金で、GPT Image 2 は新規1枚約 $0.0622、編集約 $0.0636 でした。Qwen は Alibaba の 2K 定価で1枚 $0.068761、編集は入力画像の $0.00275 を足して $0.0715 です。ただし5回中4回、GPT が返したのは 1254×1254 で、Qwen は 2048×2048 でした。同じ金額で得られる画素は Qwen のほうが多くなります。
2048×2048 を指定したのに GPT Image 2 が 1254×1254 を返すのはなぜですか?
今回の5回のうち4回がそうでした。ダウンロードしたファイルの幅と高さを読んでから公開し、2048 px が必要ならもう一度リクエストしてください。
1つのキーで両方のモデルを呼べますか?
呼べます。どちらも OmniaKey の media-task エンドポイントで動くので、model と parameters を変えるだけで、確認の手順は同じです。Qwen Image 3 Pro と GPT Image 2 のページに現在の料金があります。
参照した情報源
- Qwen Image generation and editing API reference, Alibaba Model Studio, 2026年11月3日確認。
- Model Studio model pricing, Alibaba Model Studio, 2026年11月3日確認。
- Newly released models, Alibaba Model Studio, 2026年11月3日確認。
- Image generation guide, OpenAI, 2026年11月3日確認。
- Pricing, OpenAI, 2026年11月3日確認。
- Changelog, OpenAI, 2026年11月3日確認。
更新履歴
- 2026年11月3日:初版。5つの同一プロンプト検証、所要時間、1枚あたりのコストを掲載。
この記事で紹介しているモデル
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Qwen-Image-2.1 レビュー
ネイティブRGBAと複数参照画像の編集は魅力的ですが、研究用途限定ライセンスと約28〜34 GBの実用メモリ要件により、商用の標準モデルというより評価向けです。
